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『オレンジカフェ』ってどんなところ?

『オレンジカフェ』ってどんなところ?

突然ですが、認知症の方とその人たちを支える家族の気持ちを考えたことはありますか?
認知症の方の中には、病気を受け入れられないことからの“苛立ち”、もの忘れが出始め薄れていく思い出から“焦り”を感じている方が多く見受けられます。また、家族においては、自分が何とかしてあげないといけないという責任感からの“重圧”、これからどうしていいかわからないというような“不安”を感じている人もいます。

『オレンジカフェ』とは、認知症の方や家族が自分達の思いを語れる、相談できる、何も言わずともわかってくれる人がいる、そしてお互いに勇気づけられ、安心感を得られる、そんな場所です。

私はその『オレンジカフェ』で、作業療法士として活動しています。そこで参加者全員に受け入れられるような雰囲気作りや、自宅でもできる体操の紹介、自信を持つことが出来る・その時間を不安無く過ごせるために目的のある作品作りの提供などを行っています。私の他にも精神保健福祉士や保健師など、地域で暮らしていくために必要な情報や知識を持っているスタッフも多く参加しています。
 


認知症で悩んでいる方が入れば、是非一度『オレンジカフェ』に足を運んでみてはいかがですか?

お問い合わせ先:日立市役所 高齢福祉課
活動拠点:日立市内の各地域包括支援センター / 毎月第三木曜日開催

重度認知症患者デイケア『やまゆり』 作業療法士 K.S

2017-07-18 10:21:00

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